りんねの歌


私の声に気付いた賊は床の扉を開いた。

「ガキだ。しかも女だ。売れば高くつく。」

「いやああ!はなして!離してえええ!!」

髪の毛を掴まれて宙に浮く私。


「ひ...めさ..ま...」

よろよろと、ルチアが体を起こす。

「スペリアナジュ...」


最後の力を振り絞ってルチアは私を森の中に逃がした。