「あるんですよ、凛音様。あの宝玉は、アクア様が作られたものだからです」 「……え?」 「アクア様がお亡くなりになるとき、自分の最後の力を使ってあの宝玉を作りました。世界を平和に保つために。愛する者の幸せを願って」 アクア姫が宝玉を…? 姫は魔法が使えたの? 「だから、あの宝玉を使うのには…あの方の力が必要なのです」 「あの方の力…?」 「アクア様の歌声が、宝玉を呼び覚ます鍵となり、力となるのです」 「だから、あなた様が狙われているのです。あなた様が、アクア姫の生まれ変わりだから…」