暗い… 怖い… ここはどこ? 真っ暗で、何も見えない…。 あたしは誰だっけ? 何も、何もわからない…。 ―ポウ… スクリーンのような、小さな映像が凛音の前にあった。 薄暗い王室…? 「凛音様…」 そうだ、そこは…あたしがいた場所…。