凛音はすぐにリオンにテレパシーを送った。
――リオン、加勢しようか?
“は!?無理だって!ダークは目があったら人を石化させる!”
――だから、目を瞑れって言ったのね。
凛音はリオンの返事を聞かずに、魔法で加勢した。
使えば使うほど、不思議なほどに思い出していく。
徐々に昔の力がよみがえっていった。
ダークがリオンに攻撃をしかけたら、バリアを作って。
光を使って目くらましをさせたり、氷漬けにしてみたり。
数分後、ダークは影に飲み込まれるように消えていった。
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