『俺 Kaperaが落とす盾欲しくてさ〜 赤い装備で固めたいんだ
赤グラの盾ってあれしか
ないじゃん? 』



「朱華の盾か 」


『ああ
でも皆イベントやりたいだろうし、俺もやりたいし〜』


「Kaperaは炎吐いて来るし
二人じゃ無理だな
知らない人募集してだと
アイテムは独り占め出来ないし
やっぱ皆揃った時か 」


『AKARIさん達は明後日来るとかメール来た
Hawkは毎日来てるな 』


「Hawkともメールしてんのか」


『してるぜ〜
でも、Azのはまだ知らないし
Seroは出しても帰って来ないけどさ…

アイツ最近何やってんだろ 』



「ゲームしすぎだったし
良いきっかけだったかも
しれんよ」

『それはね…
本当に一日中いたからなあ

リハビリして復活するのが
1番良いと思うんだけど
一応俺の、騎士の師匠だから
寂しいっていうかね… 』



「それは俺も一緒よ

まだSeroを越える騎士
会った事ないしね 」



『あの…それは…
オレも騎士なんですが… 』



「おまえはスキル上げして
とにかく技増やせ
真面目にやってる奴は
Asuraの三つ上の技能
おぼえてるぞ 」


『いや…判ってるんだけどね
ソロとかチマチマやるとか
ど〜〜しても苦手で… 』


「今やっとかないと
後で困るぞ
レベル60代で行く狩場は
騎士は【敬謙】が無いと
次から誘われないと思う 」


『まーじーでーーー
【教会】系の技能全然やってねーー!!
普段つかわねえしーー』

「どこで止まってる?」

『1番最初の【礼拝】しか…
しかも次の【聖典・Ⅰ】は
敵のドロップ… 』


「とりいけよ
教会と縁ないから
どこの何が落とすか
知らないが」


『笑うなよ〜
あーヤバイ どうしよう
どこで落とすんだっけ… 』

「あ
ちょっと切る

聞いてみるから課題やっとけ」

『うぃ〜す ハァ… 』






−キッカケが出来た

最初に話した日以来

俺から初めての 電話