「どうして浮気ばかりするの?」とか「やっぱりもう康平とは別れた方がいいんじゃない?」とか。


考えないようにしようと決めたのに、頭に浮かんでくるのは康平のことばかり。


そんなことを考えながら夜道を歩いていたら、無性に悲しくなった。


いくら強がって傷ついていないフリをしても、彼氏に浮気されているのはツラいし、そんな自分がみじめだった。