「鈴夏さ」
「なに?」
「スカート短かくね?」
「え、そうかな」





普通じゃない??
女子みんなこれくらいだし。





「それだったら」
「なんだよ」
「篤希も腰パンしすぎ」
「は?」
「もっと上げましょう」
「っふ…バカ」
「バカじゃないよ!」






鼻で笑ってバカ!?
バカにしすぎでしょ。





「俺って一生鈴夏に追われんの?」
「そうだよ」
「こえぇ」
「じゃスキになればいいじゃん♪」
「断る」
「えぇ~」
「お前より可愛い子いっぱいいるから」
「ひっどい!」
「ホントのことだろ」
「ホントのことでも…言わないでしょ」
「俺は言うけど」
「もうっ」





パシッと、
篤希の肩を叩いた。