―――昼休み..




「わぁ~気持ちぃ」




屋上のドアを開けると、
太陽のポカポカ陽気が漂った。





「ちょっと待ってよ」





ドアとあたしの隙間から、
篤希は潜り地べたに座った。





「なに突っ立ってんだよ?」
「え?」
「座れば?」
「…うんっ♪」





気のせいなんかじゃない!
今日の篤希は違う。





なんだろ…?
優しい!






―――数分後..




お弁当を食べ終え、
篤希と寝っ転がった。





目に映るのは、
雲一つない空と…



篤希の横顔。