その後残り二人の部屋へ行ったがまだ帰っていないらしく留守だった。


なのでなつめは可南子の部屋で待機し帰ってきたところで部屋を訪ねた。


すると二人とも零時までには部屋に戻ってきたのだ。


おまけに二人とも深夜一時頃に部屋に戻ってきた事はないと言う。



「もしかして可南子さんの聞き間違いとかじゃないんですか？」


「違うわよ！一度や二度ならまだしも、毎晩聞いてる音だもの！聞き間違いなわけないわ！きっと誰か嘘をついてるのよ！」



あまりに熱くなった可南子を見て少しなつめは驚いた。



「わっ分かりましたよ〜。でも今日はもうみんな帰ってきたから音はしないはずですよ？」


「まぁそうね。」


「じゃあ、私部屋帰りますね？お休みなさい。」


なつめはそう言い部屋へ帰った。