「あの、部長さんなんですか?」 長身の彼女に聞くと、すごく驚いた、とように目を見開いた。 「私が?下剋上すぎるでしょそれは」 そういうと長身の彼女はパックにストローをさして、もう一度口を開いた。 「部長たちは今ドーナツ買いに行ってくれてるの。ちなみに私は一年5組、岡崎亜美。よろしく」 右手でピースサインを作りながら亜美はジュースを飲んだ。 まさか、一年生だったなんて…。