165センチ




「なんか見たことあるんだけどなあ…」





そう言って彼女はいろんな角度から僕を見た。






「いえ、初対面だと思います…けど…」




「知ってるよ、そんなことは」




彼女はうーんと唸りながら手をあごにあて、至近距離で見つめてくる。






さすがに、ずっとこれはきつい。




というか、恥ずかしい。