地味なあたしと不良軍団


「ぼ、僕じゃないっ!ちがうんだっ!」

「どうやら死にたいらしいな」

「ひいいっ!ごめんなさい!ごめんなさい!!」
不審者は泣き叫びながら謝った。
なんだかこっちが悪いことしたみたいだ。

「…頭、大丈夫ですか?」
依奈は心配そうに聞けば、不審者は顔をあげて彼女を見る。

「だ、大丈夫///キミは、一体…」
「?下着の持ち主ですけど。」

げしっ、
「「汚い目で依奈(ちゃん)を見てんじゃねえよ」」

二人に蹴り潰され、不審者はぐえっと呻き声をあげた。

い、生きてるかな?

本当に心配になってきた。
いくらなんでもやりすぎじゃあ…

奏は汚いものに触れるかのように不審者の服のポケットに手を突っ込んだ。

「ほら、」
どうやら下着があったらしい。奏は依奈に向かってそれを投げるがそれより早く薫がキャッチした。

「た、橘くっ///か、かえして!」
「…貰っとくわ」
「おい、薫。」

「…依奈ちゃんが名前で呼んでくれたらかえしたる。」