地味なあたしと不良軍団


恵美は少しだけ依奈が羨ましいと感じた。

「悠真先輩、依奈ちゃん可愛いと思わない?」

恵美と薫が出ていったあと、秋は言う。

「俺の女にする」
「けど、奏がいるじゃん。難しいと思うけど」

「…奏なんか相手になんねえよ。」
「ふうん」

初めて依奈を見てから、ドキドキしている自分がいた。

今ならはっきり言える。
依奈が好きだ。

秋は、今までにない感情に戸惑うが表情にはださない。

「…可愛いなあ。」
幾多 依奈

奏がムキになるのが分かる気がする。

彼女が無理なら、普通に友達になりたいと秋は思った。