「行くわよ・・・」
「全員耳栓用意！！」
「すぅ～・・・・・・・・・・・」
「何だテメ・・・」
「さぁぁぁぁぁいぃぃぃぃぃたぁぁぁぁぁぁ！！！！！チュウウウリィィィップゥゥ！」
「！！？」
（強烈ね・・・）
「なぁああああらぁぁぁんんんだぁああああ！！！！！」
「コイツ・・・声が武器か！！」
「ああぁぁあかぁぁぁしぃぃろぉぉぉぉおきぃぃいいろぉぉおおお！！！」
「・・・くそっ！」
バッ
「逃げたわ！！」
「どぉぉぉのぉぉぉぉぉはぁぁぁなぁぁああ・・・」
「もぉエーっちゅうにん」
ドスッ
「ぐほっ」
「コス！」
「レア・・・」
「大丈夫！？」
「何とかな・・・2回目も助けられたぜ・・・」
「コス・・・」
「ガハッ！」
「コス！？」
「わりぃ・・・さっきの薬は・・・臭いだけでも・・・効くらしい・・・」
「コス！しっかり！！」
「何とか・・・大丈夫・・・だ・・・」
「ふ」
「！ アンタさっきの・・・」
「効いてるね」
「テメェ・・・」
「コス・・・」
「コスちゃん・・・効いてるなら・・・」
「・・・く・・・」
「ネクタイはずしてごらん・・・」
「・・・くっ！」
「コス！しっかり！！」
「・・・相変わらず邪魔な女だぜ」
「何ですと！」
「はずしていいんだぜ・・・？」
「くそ・・・っ」
フル・・・フル・・・
「手が震えてるわ・・・！ダメよコス！！」
「いいんだぞ・・・それで」
「よーするにさぁ」
「クラ君・・・？」
「その操ってる不細工を殴ればいいんだろ」
「！！」
ドゴォオオオオオオオオオオオッッ！！！！！！！！！
「ぐぅうううううう！！！！！！」
「流石クラ君！」
「ハァ・・・ハァ・・・」
「コス・・・」
「コス・・・お前はもう洗脳されかけているのさ」
「ふざけるな・・・」
「・・・」
コツッ
「・・・？」
クィッ
「だから・・・ここでこの薬を飲めば楽になれるぞ・・・？」
