日常(崩壊)記録

赤ん坊に言葉など通じる筈もなく、只僕の顔を不思議そうに見上げていた。



「バイバイ、赤ちゃん。
せめて君の母親にお土産だけでも置いていくよ。」




僕は持っていたナイフで指先を切って血を出した。




そして赤ん坊のくるまっている白いタオルケットのようなモノに綴る。