日常(崩壊)記録

「うん」


それだけ返事をすると、僕は再び男に近寄ろうとした。




男は警官に抑えられ、手錠を掛けられた所だった。




「危ないからそれをおじさんに渡しなさい」




警官が僕に包丁を渡すように求めてきた。







「嫌だ」