MeLdy~メロディー~


そんな話を
再び思い出したのは

それから随分と
時間が過ぎた夜。

公園で
ギターを弾いてる
最中だった。

『―♪―♪、』

気分良く歌うアタシ。

それに反して
静まり返る公園。

やっぱりと言うか、
彼は今日もまだ
姿を見せていない。

1週間以上
毎晩来てくれてた人。

そんな人が
たった2日来ないだけで

いつも小さい
電灯の明かりが
もっと小さく
寂しく感じる自分が
いるなんて…

なんだか
バカらしいかな。

彼を知る、
前の自分に戻った
だけなのに。

こんなに…
暗かったっけ?
ココ。

ついそぅ感じてしまう程
その公園はいつも
以上に殺風景。

…でも、

特別気にしたって
仕方ない。

きっとすぐに
忘れちゃうんだし。

そぅ考えていた
アタシの推測は
当たっていて、

それから1週間
経つ頃には

彼の存在なんか
すっかり忘れている
アタシがいた。

由榎莉との電話で
彼の話題が
でるまでは…