紙パックの
ジュース片手に
参考書を
取り出すアタシ。
由榎莉はきっと
苦笑してるだろぅ
なんて、
そんなの見なくても
分かるんだな。
だけど
アタシの言葉に
嘘は無かった。
来ても
来なくても、
正直アタシ
どっちでも良いの。
別に聞いて欲しいって
頼んでるわけじゃ
ないもん。
…そぅ思いつつも
もぅ1度
会いたいなんて
そぅ考えるアタシも
少しだけ居たりして。
勿論、由榎莉には
内緒だけど。
だって
言ったら絶対
変な誤解するもん
「もったいな~い!」
由榎莉の残念そぉな声が
響いたのと同時に
教室の扉が開いた。
数学担当教師の
登場で話は中断、
少しだけほっとして
アタシも大人しく
前に向き直り
課題に
集中する事にした。
おかげでその話は
始まって数分で
アタシの頭の中から
綺麗さっぱり
無くなっていた。

