MeLdy~メロディー~


「―集合、」

また、
高いホイッスルの音が
響いて聞こえてきた
大きな声は

サッカー部顧問の
先生のもの。

集合が掛かった
って事はそろそろ
終わる合図じゃ
ないかな?

『終わるんじゃない?』

「あ、本当だ。」

携帯のディスプレイに
表示された時間は、
とっくに
お昼を過ぎていた。

どぉりで、
お腹空いたなって
思ってたんだよね。

残っていた温い
オレンジジュースを
飲み干したら

鞄を手に立ち上がる。

『じゃ、
 そろそろアタシは
 行くね。』

「え、一緒に
 帰らないの?」

『邪魔するわけには
 いきません~、』

茶化して言った言葉に
由榎莉は残念そぉに
眉を下げた。