「あーあ。俺由亜のためにキャンディー買ったのにな…」 「本当!?」 「まじ。欲しい?」 「欲しい。」 「はい。」 渡したのは苺キャンディーの大玉。 中に苺のペーストが入ってるやつ。 「これ当たりのやつだぁ!」 大玉は当たりだけ。 50袋に一個あるかどうかの確率。 「お前このキャンディー好きだろ?」 「うん♪」 あたしはキャンディーを口に入れた。