「最初は、拓斗の事・・・双子の兄のこと好きになるわけないって 思ってたのに・・・今拓斗に告白されて気付いたの・・・」 「なにを・・・?」 お互い心臓が高鳴っていた まるで、警報が発令されちゃったみたいに・・・ 「やっぱり、私は拓斗の事・・・ 1人の男性としてみてたんだって」 「俺も・・・ ずっと瑠愛の事、1人の女性としてちゃんと見てた」 お互いの想いがやっとつながった ある日の幸せな1日・・・ 「あ、そういえば・・・」 「ん?」 私は、はっと我に返った様にさっきの 袋を思い出した。