「はぁ・・・」
用を足してトイレをでると
「また帰るの?」
「ひぃっ、さ、佐竹さん?」
壁にもたれて私を待っていた佐竹さんは、腕を組んで足下にはかばんがあった
「答え聞いてないし?」
「あ、あの・・・さっきも言いましたけど・・・」
「そんなの関係ないから、俺のこと嫌い?」
「き、嫌いって言うか・・・」
なにも知らないし・・・そんな状況でいきなり好きだなんて
「じゃぁ・・・これから俺のこと知ってよ、それならいいでしょ?」
「これから?」
「そう、2人でのみにいったり、食事をしたりしない?」
「む、無理です!」

