「ふふっ♪」


お弁当の支度をすませて自分の支度をしていた


ふと千颯くんの寝顔を思い出して頬が緩む


なんか普段はどっちが年上かわからないのに、寝顔はいっぱしの年下だもんね♪

なんかギャップがありすぎて逆に可愛いな♪


「まぁた、百面相してる」

「えっ、わっ・・・と、えと・・・」

「おはよう、玲」

「おは、おはよう」


洗面台の鏡にまだ寝ぼけ顔の千颯くんが映った

目を軽くこすって欠伸をしている

・・・やっぱり可愛いな

なんて思いながら歯を磨く

「なに、にやけてるの?」


それを良いことに後ろから抱きつかれて動けなくなった