「千颯くん?」 「なに?」 「あのね?今日荷物持ってくるって言ってたけど?」 「あぁ・・・荷物って言うかちょっとだけな」 そう言って私を抱きしめる手に力が入った 今は私たちはベッドの上です 「ちょっとって・・・だって」 「玲、もう遅いし、眠い。話は明日にしない?」 「あ・・・ごめんね」 「いや、お休み」 「お休みなさい」 少しすると規則正しい寝息が髪を撫でる 千颯くんの胸は心地良くて何分も経たないうちにまぶたが落ちた