「え?」 「・・・わざと?」 「え、何が?」 千颯くんの言葉の意味がわからず首を傾げた 「・・・玲もついてるよ」 「えっ」 千颯くんの言葉に反応するより早く、千颯くんにペロリと口元を舐められた 「ち、千颯くん!?」 「お返し」 な、なんの! と声に出せないほど私の脳内はパニックになっていた 千颯くんはくくっと笑うと何食わぬ顔でオムライスを平らげていた