「玲、ハンカチは?ティッシュは持った?」
「うん、かばんに入ってるから」
「いい?何か変なことされたら叫ぶのよ?」
「な、なに変なことって・・・」
「あぁ・・・やっぱりお母さんもついて行こうかしら?」
大袈裟な溜め息をつくと、お母さんはエプロンのポケットから防犯ブザーを出した
「なにそれ」
「タッチされたらすぐ押すの!お母さんが行くから!」
と言ってカバンにそれを突っ込んだお母さん
「い、いらないよ!」
「良いから!」
「やだぁ!」
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