年下彼氏。*ハツカレ*



ふぅ~と息が耳をくすぐる


「やぁっ!」


あたしの反応を楽しむように、クスクスッと笑い出す千颯くん


「飽きない、ね」

「はぇ?」


柔らかい感触が頬を撫でる

妖しい瞳の千颯くんはにっこりと頬を緩ませて、ゴロンとあたしの下になって、ぎゅうぎゅうに抱きしめてきた


「玲、大好き」

「うん・・・」


あたしも千颯くんの背中にそっと手を回した


「気持ちいい、玲。しばらくこうしててイイ?」

「うん・・・」


朝の何時かもわからないけど、千颯くんに起こされて、千颯くんの体温で再びまぶたが落ちた