それより・・・


「ち、千颯くん?起きるからどけて?」

「ん?嫌だ」

「そんなぁ」


千颯くんはあたしの上に馬なりになっていて、起き上がれない状態


「昨日、どこまで記憶あるの?」

「昨日?」


確か・・・


いつものバス停で降りたら千颯くんがいた





手を繋いで帰ろうとしたら、お兄ちゃんと正美さんがあたしに会いに来た





千颯くんの存在に疑問を持ちながらも一緒の晩ご飯を食べた





また来るからと念を押してタクシーで帰ったお兄ちゃんと正美さん