(多分)千颯くんはお兄ちゃんに手を差し出したんだと思う でも背中越しでもお兄ちゃんの怒気が感じられて、お兄ちゃんが何か言う(やる)前にあたしは千颯くんとお兄ちゃんの間に割行った 「玲?」 「玲って呼び捨てにするな!」 「お、お兄ちゃんっ・・・」 お兄ちゃんは今にも千颯くんに喰ってかかりそうな勢い 頭から湯気が見える気がした あぁ・・・だめだ、あたし一人じゃぁお兄ちゃんを止められないし、お兄ちゃんの大声で通行人がわらわらと集まりだしたし あぁ・・・もうっ! 「護!」