「あいみー!おはよー」

遥々学園2年 四ッ橋 愛美
それがあたし…

そして今あたしに声を
かけてきたのがあしたの大好きな彼。

先崎 蒼夜…
サッカー部でとってもうまい!

そんな彼をスキなあたし…


「蒼夜おはよー!朝から元気だね…」

「当たり前だろ!愛しの愛美に
会えたんだからよー」

っといいながら頭をなぜてくる。

冗談ってしっててもどこかで
期待してしまう自分が時々
いやになってしまう…

「はいはい…冗談はやめましよー」

そうやっていつも流している。
でも今日だけはちがった…

「じ……んぢゃ……よ…」

蒼夜が小さい声で
何か言ったような気がした。
でもよくきこえなかった…

「えっ?」

「いや、なんもねえけど?」