怖ず怖ずとトイレから出て来た男性に 『大丈夫ですよ。さ、急ぎましょう。お父さまもお忙しいから、少しだけだと思いますけどね』 とかなんとか言いながらエレベーターへ誘導し そのエレベーターの中で 『1番にお小遣いを持って来てくれたなんて、優しいお父さまですね』 そう言ったら とても誇らしげな顔になった男性。 そして 受付に着いて。 でもそこに、父親の姿はなく…… ふと周りを見渡したら、 男性の父親が病院の出口へ向かって歩いているところだった。 ・