鏡の中のアタシ。





「見る目ないなぁ、俺。」

「結構好きだったんだけどなぁ…」

そんな本音を抱えながらも、心配かけたくなくて、大地達の前では、明るく振る舞っていた。


そんな自分が情けなくて、完全に吹っ切るために、今日里菜と会う事にしたのだ。




だけど…
目の前に現れた里菜は、
噂で聞いた様な悪趣味な女ではなく、服装、雰囲気こそ違えどやっぱり大事だと思う里菜だった…。




「里菜チャン…。噂のキミと、目の前にいるキミ。どっちが本物…?」

雄也は、少し落ち着きを取り戻すと里菜に尋ねた。
聞いたところで、返ってくる言葉を信用できる自信はなかったが、どうしても聞きたくなった。