鏡の中のアタシ。




話を聞き終わると、その場にいた全員が黙り込んだ。

「…なんか、ごめん。」

話を切り出したその仲間は、気まずそうに謝った。

「いや、中村。サンキューな。」

雄也は、中村とよんだその仲間に対して、切ないような、なんとも言えない顔をして、お礼を言った。


そのやりとりをみて仲間たちは、雄也に気を使わせないように、帰る事にした。

大地と雄也をその場に残し、仲間達は解散した。


雄也が聞いた里菜の話―。

《中心に立つような人間が好みで、相手の好みをリサーチして近づき、好みの女を演じ、落とすまでを楽しむリナと言う名の女がいる。》