鏡の中のアタシ。




「ごめんってばぁ!!」


里菜はあの後、無事に検査も済み、退院した。

迎えに来た美緒とその足でそのまま、美緒の家に来ていた。



ダイニングテーブルのまわりを、ケタケタと笑いながら逃げ回る美緒。


それを必死に身振り手振りで、反論しながら追い掛ける里菜。

「里菜へのアタシの愛は、アタシの一方通行で全然伝わっていなかったのね〜。」

「あ!!本音でしゃべってない。とか本当はいつも心配してたんじゃないの!?」

「あーぁ、悲しい〜♪」



「もうっ!全然悲しそうじゃないしっ!」

「そんな事一回も思った事ないもんっ!!」