その夜。
里菜は手紙を書いていた。
何枚も何枚も、紙を無駄にしながら。
美緒が言ってくれたことをできる自信はない。
それでもよかったんだ。
アタシは、何を見ていたんだろう…。
とにかく謝りたい。
謝って全部聞いてもらおう。
そう思っていた。
ただ、直接謝るのもちゃんと伝えられなさそうで
でも、手紙を改まって渡すのも気恥ずかしい。
だから、美緒が来てくれる時間に寝たふりをして、読んでもらう。
と言う作戦までねった。
なかなか書き上がらない手紙に、フリじゃなくホントに寝るかも…とも思った。
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