鏡の中のアタシ。




「美緒ぉ…」


「雄也ぁ…」



家に帰ってからも、頭から離れない。


何をしていても、それ以外考えられなかった。



美緒とこのまんまもイヤだから、仲直りしたい。


雄也とも別れたくない。

でも、傷付きたくないし、傷つけたくもない。


そんな理不尽な悩みに、どうしたらいいのかさえわからなくなっていた。



1人ソファーにうずくまり、月を見ていた…。


「出会わなければよかったなぁ…」