鏡の中のアタシ。



「でもま、俺もそうなったらうれしいよ♪」

雄也は、落ち込む里菜の頭をポンポンしながら、顔を覗き込んで笑いかける。

「…うん、ねっ。」


一番大事な事は、美緒の気持ちだと言う事。

里菜は、そんな事に気付けなかった事が悲しかった。

美緒はいつも考えてくれてるのに…。


雄也は、ちゃんと考えてる。

落ち込んだって、こうして慰めてくれる。

ホントに雄也の周りに人が集まる理由が解るなぁ−…。

里菜は、好きだけじゃなく、尊敬というか、雄也のような人になりたいとも、思った。