鏡の中のアタシ。


「はぁー…疲れた。」
里菜は、自宅にかえるとスウェットに着替えて冷蔵庫からお気に入りのビールを取り出し、先日購入したばかりの真新しいソファーに腰を掛けた。

ピリリリリ…

『俺は、もう少し一緒にいたかったなぁ。
里菜チャンさえよければ、また会ってほしいな。』


雄也からだ。
さっきバイバイしたばかりで、さっそくこの内容のメールは、里菜に確かな手応えを感じさせた。

「いえすっ♪」
携帯を手に取りメールを読んだ里菜は、ビールを一口のみテーブルに戻すと上機嫌で返信するメールを作り出した。

「雄也は、清純派が好きなくせに、うぶすぎると飽きちゃうんだったっけ?なんて返そうかなぁ〜☆」

里菜はこの時間が一番好きだった。
里菜にとっては恋愛なんてゲームでしかない。