「…呼んで見ようか?」
「え…?」
突然の美緒の提案に、今度は大地が首をかしげた。
「里菜、ここに今呼ぼうよ!」
「里菜チャンを?…来てくれるかな?」
名案を閃いた!と美緒は、キラキラと輝いた顔で身を乗り出して大地に聞いた。
逆に大地は、不安だった。里菜が来てくれるか心配だった。
「アタシが後で怒られるよ。騙す形になっちゃうけど、2人はやっぱり話した方がいい。」
「…だな。雄也は俺が頑張ってみるよ。」
美緒と大地は、代わる代わる席を立ち、里菜と雄也2人に連絡を取りはじめた。
離れていても思い合う二人だからこそ、周りは二人の幸せを願いたくなるのか。
愛の形はそれぞれだけど、里菜と雄也には、一緒に居てほしいと思った。
