「あ…」
「あのっ!」
美緒は、あの公園を抜けた先あたりで、つい最近みかけた人影を見付けた。
その人影は、美緒を見付けると急いで近づいてきた。
人影は、大地。
「どぉも大地です。里菜チャンのお友達ですよね?」
聞くところによると、大地は、カッコ悪いから付いて来るな。と言う雄也を心配して、後から追ってきたらしい。
だけど、里菜の家まで行くわけにもいかず、雄也に連絡するわけにもいかない大地は、会えずじまいで、今から帰るトコだったらしい。
だが、そんなタイミングで、見覚えがある美緒を見かけたので、話し掛けてみたそうだ。
