鏡の中のアタシ。



「…何あの子…」

美緒は、怪訝な顔を浮かべて立ち去る明日香の後ろ姿を見ていた。

「………」

里菜は、何も言えなかった。
むしろもう雄也と関わるつもりは無かった。
ただ、明日香は爽やかな笑顔だったが、とても冷たい表情に思えて、違和感を感じていた。


「雄也、幸せなのかなぁ。」



里菜は、それが気がかりだった。
でももう雄也との接点はない。
確認するすべがない今、ただ幸せを祈るしか出来なかった…。