鏡の中のアタシ。



「なにやってたんだよ?」

「いやぁ…なんとなく?」

「意味わかんねぇし。飲む?」

大地が、何しに来たのか知らない雄也は、不可思議な行動を笑い飛ばしながら、冷蔵庫からビールを二本取り出し、ソファーに座った。

「サンキュ。」

大地は、素直に受け取ると、すぐに口をあけてゴクゴクと飲み干した。

緊張でノドが乾いていたし、シラフじゃ話しにくいと思ったから。

「そんな飲みたかったの?後は自分で取れよ。」

雄也は、大地を笑いながら自分の分の缶の口をあけて、顎で冷蔵庫を指した。


「おぅ、もらうわ。」
「…雄也さぁ、明日香チャンとどうなの?」

冷蔵庫にビールを取りに行きながら、大地は少しずつ聞いていく事にした。