雄也はきっと、彼女を傷つけてしまったが為に、一方的に振られてしまったと思っているだろう。 里菜は、それでよかった。 それが、雄也の為になると思ったから。 でも、今は泣きたい。 気のすむまで泣いたら、 また明日から元気になるから…。 里菜の涙を、下駄箱の上に飾られた砂時計が静かに見守っていた。 静かすぎる、そんな夜だった…。