ピーンポーン もう明け方近くて、空にもほんのり色がついてきた時間に来客があった。 里菜は、恐る恐るモニターを覗く。 「!!」 モニターを見た里菜は、バタバタと大きな音を立てながら玄関にむかい、ガチャガチャと慌てながら鍵を外して、ドアの向こうの人に向かって飛び付いた。 「うぉ!ビックリしたぁ!どうしたぁ?」 明け方の来客は、待ち人雄也だった。