鏡の中のアタシ。



結局その日、里菜と雄也が連絡をとる事はなかった。


もっとも、里菜は電話を掛け続けていたから、雄也がつながらなかったのだった…。



携帯の電源がずっと入っていない。



事故や病気の不安も、ない訳じゃない。
だけどそれよりもずっと…
ずっと大きな何か。

言葉に出来ない大きな不安。


胸騒ぎがしていた――。