「里菜〜、あれドコ?」 「あぁ、コレでしょ?はい☆」 このやり取りが成功するとたまらない。 幼い頃、口数少ない父親が望む物をテキパキとそろえる母親をみて、2人の間にだけわかる、秘密のサインでもあるんじゃないか、と本気で思っていた時期もある。 一緒にいる時間の中で身に付ける感覚だから、まだまだではあるが、雄也の事をまたちょっと理解できた気がしてうれしかった。 これから もっともっと知りたい。 それに知ってもらいたい。 これからも…