砂浜に行き、俊介は軽く海に入った。
冷たさが心地よい。
近くに浮かんでいたサーフボードを取り、俊介は軽々と上に立った。
それと同時に、大きな波が。
俊介はまるで赤子を扱うかのように、ビックウェーブをものにしていた。
一度もやったことのないサーフボードだったが、俊介は楽勝にこなした。

浜に戻ると、周りの女たちが集まってきた。
「カッコいいですね」
「何歳ですか?」
「プロですか?うますぎですよ」
キャー、キャー、キャー、キャー、うるさい。
俊介はキザっぽく、その場から去っていった。