「芽衣ー。取れないんだけど!」
UFOキャッチャーの前で早一時間。
隼人は投げ捨てるようにお金をつぎ込む。
どこからそんなにお金が出てくるのだろう。
「隼人!もういいよ。
あたし、いらないからっ」
「ダメダメ!有言実行。
それが俺」
頑固な隼人はあたしの言葉なんて聞いてくれない。
そして、一馬はそんな隼人の隣の椅子に腕を組んで座っているだけだった。
一時間も無言で座り続ける男、一馬。
頑固な隼人も相当変人だが、一馬の方が変人なのかもしれない。
UFOキャッチャーの前で早一時間。
隼人は投げ捨てるようにお金をつぎ込む。
どこからそんなにお金が出てくるのだろう。
「隼人!もういいよ。
あたし、いらないからっ」
「ダメダメ!有言実行。
それが俺」
頑固な隼人はあたしの言葉なんて聞いてくれない。
そして、一馬はそんな隼人の隣の椅子に腕を組んで座っているだけだった。
一時間も無言で座り続ける男、一馬。
頑固な隼人も相当変人だが、一馬の方が変人なのかもしれない。
