Chain〜切れない鎖〜

「俺は華の幼なじみ。
ずっと華とは仲が良かったのに。

…ターゲットにされた華を助けてやれなかった」



さっきまで虚勢を張っていた赤髪の不良。
一馬以外に怖いものはないようで、不敵に笑っていた。


そんな自信に満ちた不良の姿は、もうなかった。




ただ苦悩に頭を押さえ、何も出来ない自分を責める、華の幼なじみの姿があっただけだった。