無理してるように見えないか心配だった。 けど、華原君は少しだけ笑みを浮かべて…… 一度だけ深呼吸をすると背筋を伸ばす。 「よし、俺の勇士をよっく見とけよ」 いつもの華原君が、そこにいた。 「で、俺が勝ったらどしてくれる?」 「じゃあね、お昼ご飯おごるよ」 「よーっしゃ! 勝つ!」 「ファイトー!」